こんにちは
大家族施設長の本多研治です!
放課後等デイサービス・児童発達支援の多機能型療育施設「かがやきのまち都町教室」のかがやきブログです。
前回ピーマンの種まきをご紹介した、農業体感プログラム!
今回はきゅうりとトマトの収穫ができました。
トマトおじさんは本日も元気いっぱいでした(笑)
さてさて、まずはきゅうりの収穫のコツを聞きます。
新鮮なキュウリって、細かいトゲも新鮮なんです。
だからそっと支えながら、上部の茎を少し残してハサミでチョキン。
反対側、キュウリの先についてる花は指で取ります。
荷台の上に、同じ向きに揃えて並べて積み重ねます。
「こっちは明日になると大きくなりすぎちゃうんだよ?」
「これはまだ細いから今日は切るのやめよう」
意外とその判断が難しいのだが、子どもたちは真剣な表情で考える子もいれば、「これは?」「こっちは?!」とすべて質問をして確認する子も。
そしてトマト!
大きいトマトの他に、小粒のフルーツトマトも収穫できるタイミングでした。
こちらはハサミなどは使わず、コツを掴むと指でぱきっと簡単に取れます。
「真っ赤なものをとるけど、オレンジに近いものは取ってはいけない」
大人でも慣れないと大変なトマトの収穫ルール。
汗だくの中、慎重に選びとる作業はかなり集中力を使ったようです。
子「なんでこのトマトは緑なの?」
⇒「これからいっぱいお日さまの光を浴びて赤くなるために、頑張ってるところだよ~」
子「このキュウリなんでこんなに曲がってるの?」
⇒「あらら、おへそ曲げちゃったのかな~?」
子「なんでトゲがこんなにあるの?」
⇒「とげがあるのは、元気いっぱいに育ってるってことだよ~」
子「ひもでしばってあるのはなんで?!」
⇒「不思議だね~、なんでだと思う~????」
などなど、尽きない疑問に寄り添いながら、丁寧に説明したり、共感して一緒に考えたり、たとえ話を使ってイメージさせたり、冗談を言って笑ったり、、、。
終わったあとは、その場で収穫した新鮮なトマトを
ガブリ!
収穫という「体験」はあくまで成長のためのきっかけ。
その体験から子どもたちが感じたことや出てきた疑問・イメージを
どうやって言葉にして、形にして、育んでいけるか。
体験が思い出となり、自信となり、新たな力になるよう、
ささいな会話や表情の微妙な変化を見逃さないようにしたい。
「療育=子どもの成長サポート」は、そんな一瞬に集中することから始まる。
支援者としては、その一瞬が怖さでもあり、チャンスでもある。
だから、ひとときも気を抜けないですね(汗)
そんな話を、笑いながら、そして真剣にスタッフと話してます。
さて、トマトおじさんと具体的に話が進み、いよいよ一区画をかがやきのまち専用にしてもらえることに♪
せっかくなので、名前をつけることに。題して…
「かがやきふぁーむ」
お楽しみに★
(保護者様から許可をいただいた児童のみ、顔写真の掲載をいたしております)